・合体

隙なく大連鎖を組んだり、相手の潰しに対応するには

合体戦術が非常に有効な手段かと思います。

典型的なパターンとしては、第二折り返しを早めに作成し、

後から本線と連結させて連鎖を完成させるイメージです。

そうすることによって、折り返しの隙を減らし、

副砲も構えることができます。

ただし、合体戦術には注意しなければならない点があります。

それは、第二折り返しの作成が遅すぎても早すぎても良くないということです。

例えば、土台を完成させた段階から第二折り返しを作成し始めると

場合によっては相手の早い２ダブのえじきになることがあります。

そこで、第一折り返しはそこそこにして第二折り返しを作成し、

早い段階で３，４連鎖を保持しておくということが有効な手段となります。

しかし、あまり第二折り返しばっかり優先しすぎても問題があります。

なぜならば、第二折り返しと本線との距離が遠すぎて

相手の本線が来たときに連鎖を繋げられなくなってしまうことがあるからです。

つまり、合体戦術を行う際には、第一折り返しと第二折り返しの

優先順位のバランスが大切になってくるのです。

・ドッキング

第二折り返しを優先させすぎると相手の本線に対応できなくなるということを

合体の項で述べましたが、それを回避するのが高等合体技術”ドッキング”です。

一見してみると、繋げるのには間に合わなそうだし、

合体部分がそのままオブジェになりそうな形ですが、

実は鉄ぷよの部分に緑を置くだけで全て回収できるのです。（すごく簡単）

この連鎖尾の形は使う人が多いと思いますが、

その上に座布団L字を敷いておけばドッキングのための準備は完了です。

実は、GTRを乗せた形が段差によって座布団L字に化けて居たんですね。

３列目の緑がキーぷよになっていて、

雪崩までの連鎖尾とGTRの連鎖尾を合体させています。

通常の合体とは雰囲気が異なりますが、これも合体の１つと言えるでしょう。

そして、空中で合体するイメージから、”ドッキング”と名付けられました。

（名付けました）

これを知っておけば、合体部分が繋げられなくなったとしても

焦らず、冷静に連鎖尾として回収することができると思います。

（予めドッキング可能な形を組んでいなければなりませんが）

ちなみに、他の形でも可能です。

こちらはGTRが座布団L字として降ってくるパターンです。

３列目の段差も１段下がっていたのが１段上がっています。

段差が逆になるとGTRと座布団L字の関係も逆になります。

当然といえば当然ですが、少し興味深い関係ですね。

まさにGTRと座布団L字は兄弟！

他にもドッキング可能な連鎖尾は存在していますが、

基本的に第二折り返し兼連鎖尾の形を目指そうとすると

１，２列目の段差がない、かつ２，３列目に１段の段差がある

というものに絞られてくると思います。

他にも良い段差、形があったら教えて頂きたいものです。

有効に使える機会はなかなか少ないと思いますが、

芸術点の高い技ですので、皆さんも是非使ってみてください。