
最近、このような土台に憧れています。スタイリッシュでかっこいい!
(図1)
1段目、1~4列目の緑赤赤赤を優先して置くようにすれば、大体似たような形を作ることができます。その場合の折返しで望ましいのは、フキゲンGTRか宇宙。宇宙は色の制約が多く、構築が難しいので、フキゲンGTRを組むようにすればいいと思います。従って、上図の形を狙って組む場合、最も望ましい土台の最小単位は以下のようになるのではないでしょうか。
(図2) (図3) (図4)
この形をフキゲンGTRとして使うならば左折りになりますが、右折りで連鎖尾として使うこともできて、なかなかいい感じです。
しかし、先折りGTRや弥生時代と比べればまだまだ普及していない感はあります。ツモによっては組むこともあれど、わざわざ狙いに行くほどの有用性は見出されていない、ということでしょうか?
ところで、筆者は先日、とことんぷよぷよで図1の土台を練習していたところ、意図せず次のような土台を作り上げたのでした(図5)。
(図5) (図6)
なぜこのようなことになったのか、ほとんど覚えていないのですが、図6みたいな形ができていたような気がします。そこに、青ゾロが来て…。そもそも4列目に緑が乗ってるとかフキゲンGTRとしてありえない!と筆者の謎の感性が働き、右折りに切り替えた、というところでしょう。
実は、図6(または図2~4)の状態は、かなり柔軟性に富んだ形と言えます。これらをより洗練・発展させた形が、下図のようになります。
(A)
(B)
(C)
(D)
これらは、ぷよの消え方の概念(後述)を説明するものとして、暫定的に「プレート連鎖尾」と呼びたいと思います。図Aを例に説明します。
(図7)
この例では、右側のぷよの塊が一段下に沈むことによって、左側の塊とのズレを起こし、連鎖が始まっていきます。このメカニズムは地震のそれに似ているので、動かない左側を大陸プレート、沈む右側の塊を海洋プレートに例え、筆者は「プレート連鎖」と呼称しています(もっといいネーミングがあったら教えてください)。
プレート連鎖の構築は、図2~4、或いはそれに近い状態から開始することを前提とします。連鎖尾として用いる場合、最優先で構築するのは、大陸の方です。ですが、あまり深く考えずに適当に置いても気合で案外繋がる気がします。成功率を高めるには、縦2、縦3を最低一つは作っておくことです。そうすることによって、海洋の構築が楽になり、ズレた時に連鎖が発生しやすいです。
海洋の構築は、できるだけ横2を入れましょう。大陸を見ながら組むことになりますが、複数の適当な色で横2やL字を重ねて層を作る。ズレた後に消える色(図7では黄色)に留意すれば、適当に置いた横2やL字を回収するのがあっけないほど簡単だったりします。
この形の利点は、
①リバーシブルになりやすい(フキゲンGTRを母体とするため)
②(大陸に多くの色が散らばっている場合)ズレた時に消える色を任意に選べる。大陸側のどの色が最初に消えても良い
③発火点を複数持つ
④散らしたゴミぷよの回収が比較的容易
⑤組み替えも可能?
⑥ツモによっては速攻も狙える
といったところでしょうか。しかし、筆者はこの形を実践投入したことがなく、その有用性は未知数です。今後の研究が待たれるところです。
使いこなせばこんなことも可能になります。
(図8)
(図9)
(図10)
図8はともかく、図9は強そうです。図10では残しの良い2ダブを撃つことができます。青発火、赤発火も可能。また、
(図11)
図Aからの図11の速攻を、不肖ViViの名を冠して「びびあっとメテオ」と名付けたいのですが、使いこなせたらいいなあ。
未完成の考察なので、皆様の意見をお待ちしています。
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