ぷよぷよの教え方を提案してみる

先日高田馬場ミカドでぷよぷよ通初心者対戦会を主催してきました。
月例大会が毎月第二日曜の15時から行われているため、その前であれば何かと都合が良いということであまり深く考えず開催しました。
昼の食事会をやる口実が欲しかったというのが一番の理由です。

私が告知を出した時点では初心者対戦会は他になかったのですが、告知から開催までの間に多くの初心者対戦会や初中級対戦会が開かれました。
初心者対戦会をやるだけだともう印象が薄く人が集まりにくいと考えぷよ講座をやることにしました。

そんなわけでここからぷよ講座の話です。
ぷよぷよ講座といっても教え方というのはとても難しくて、教えたけどパッとしない、教わったけど覚えていないという経験のある方は多いかと思います。
管理人も色々と試しましたがどれもうまくいきませんでした。

そこで少し前に思いついたリプレイノート法を初心者対戦会で試して好評だったのでご紹介します。

手順としては、
1.教わる側に普通に対戦してもらい、それを録画します。
2.リプレイを見ながら「この1手で一気に不利になった・連鎖が4連鎖縮んだ」などの瞬間を探し、そのフィールドとNextぷよを練習ノートに再現します。
3.教わる側にその状況でどうすれば良かったのかを考えてもらいます。
4.答え合わせ。ついでにそのあと何ができるか、どこがいい形になったのかも説明します。

「あーあそこ置けばいいのに見えないかー」という瞬間をゆっくり考えてもらうのが趣旨です。
このリプレイノート法の利点は初心者がその場で覚えなければならないことが少ないというところです。
教える側がある程度連鎖が組めたりリカバリーができる必要がありますが、そこはどの教え方でも共通して言えることです。

実際試したところ、初心者対戦会の参加者はほとんど不定型を組んでいたため、どの形を練習ノートに再現するか難しく、判断に時間がかかってしまいました。
そのため、ぷよ講座の回数が少なくなってしまったというところが反省点となりました。
1P2Pの両方を見ようとしてどちらも手順が見えていなかったので、無理に2人に教えようとせず、片方に集中すべきだったと思われます。

このぷよ講座は難しいところがありますが、参加者には「これはすごい、ぷよ7か20買う」と言ってもらえました。実際買ったそうです。
ぷよの教え方に悩んでいる方は試してみてはどうでしょう。


(8/4追記)
2度初心者対戦会でこの教え方を試して気づいた点を記載します。

第1回初心者対戦会では録画のあと練習ノートに再現していましたが、準備に時間がかかり2時間半で5回ほどしかぷよ講座を行えませんでした。
第2回では対戦画面を録画せず写真に撮って、それをもとに練習ノートを準備しました。
これにより2時間で8回ほどぷよ講座が行えました。
アーケードのようにリプレイが録れない環境や、教える相手が多い場合は写真をもとに再現をするべきだと感じました。

練習ノートは2台持参しましたが、2台で足りない場面が一度だけありそのときは参加者の3DSを借りることになりました。
練習ノートが動くDSを3セット用意するのは厳しいので、3台目以降は参加者に協力してもらうのがいいと思います。

第2回で手順の2番まで(練習ノートへ再現するところ)はうまくいくとわかりましたが、参加者が少なかったので2人同時に教えることが試せませんでした。
練習ノートを渡してから考えてもらう時間があるので同時並行できるのは確かですが、どの程度できるのかはまだわかりません。
人数が増えると捌ききれなくなってくると考えられるのでどうしてももう一人講師役がいた方がいいと感じました。

ぷよぷよの教え方を提案してみる」への2件のフィードバック

  1. マリモ

    なるほど~。参考にします。受験が終わったら実践してみてぷよらーを増やします。

    返信
  2. ピンバック: ぷよぷよの教え方を提案してみる(続き) | さそりまん本舗

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